2010年3月15日を持ちまして、当ブログは終了し、「SEMアドバイザーの揺さBrain!」へ移行しました。

 なお、移行後の当ブログへのコメント、及び、トラックバックは全て非掲載とさせていただきます。何度も送信されるブログには禁止設定をさせて頂きます。また、コメントを書き込みましても、当方は一切チェックをしておりません。

2010年02月05日

テレビCMの価値はどうなる?

 個人的身勝手見解ですので、ご容赦ください。私自身の生活の流れを振り返ると、ここ最近、テレビCMを見ない動きというのが顕著に出ていると強く感じます。

 メディアの力は大きく、テレビで取り上げられた商品は、一瞬の内にインターネット上で話題になり、売上げにつながる時代になりました。

 まあ、それは言うまでもないでしょう。

 さて、話はCMです。皆さん、CMをきちんと見ていますか?スポンサーがいるから、その番組は存在します。

 とはいえ、最近のビデオは便利なもので、オートチャプターもかなり正確になってきました。つまり、録画をしていると、CMをスキップして番組を見るということは普通になってきました。

 最近の私はまさしくなのですが、録画しているものについて言えば、ほぼCMを飛ばしています。マーケティング云々言うならCMくらい見ないと、というのも正論ですが、ただこの流れは流れとして受け止めるのも大事ですね。

 となると、今まで以上に番組内で商品を取り上げられるのはとても重要になってきますね。CMはそもそも飛ばされたのでは、ブランディングも何も出来ないわけです。

 さて、さらに話は進み、最近話題のUSTREAM!誰でも番組を流せる時代がもう来ているわけですが、人気のUSTREAM番組を流す方に「普通に」スポンサーがつく時代もすぐ来るだろうと想像できます(来なくても突っ込みはご遠慮ください^^;)。

 アンテナを伸ばすという言葉は使い古されていますが、企業のコマーシャルのあり方もこのネット技術の進化に合わせる必要があります。

 さて、今回は話をさらに広げて、テレビの「特上カバチ!!」のお話です。

 この番組をご覧になっている方であれば分かると思うのですが、連続ドラマでは珍しい試みを行なっております。それは毎回、番組中にクイズを出し、その答えを番組放映中に回答すると、出演者から番組終了時に電話が来てプレゼントがもらえるという企画です。ジャニーズの櫻井くんからの電話があるかもという事を考えればファンにとっては最高の企画でしょう!

 初回だけかと思ったところ、毎回やるものなので驚きました。これだとファンなら録画は保存用にしたとしてもリアルタイムで見る必要があり、CMも必然的に見る可能性が高まります。

 番組としての新しい試みに感心いたしました。実にうまい!

 番組制作側が、CMも含めて見てもらう工夫をしている事は素晴らしいと思いました。いずれこういう流れも一般的になり、CMにオーバーレイでクイズをかぶせるなどもありえますね。

 番組制作側にとって、番組の視聴率を上げるのはもとより、スポンサーのCMの視聴率をあげる工夫が必要だという事です。

 と、勝手な想像も含んでいることご容赦ください^^。

100205自戒の言葉



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posted by kame at 12:23 | Comment(0) | マーケティング戦略

2009年11月26日

価格.comの一位は一円の戦い

 今日のテーマは「価格.comの一位は一円の戦い」です。

 実は家電製品で欲しいものがあり、値段が安くなったらメールが来るように登録しているものがあるのですが、昨日から物凄い勢いでメールが来ています。

 その理由は価格.comで一位を死守するためです。それらのメールを見てみると、全て一円の変化なのです。つまり、一円どこかが下げたら、自分の所も一円下げる。その繰り返しで本日だけで10回以上のメールが届いています。

 私にとっては、一通目と十通目では10円の差しかないのですが、それだけ価格.comの一位は大きいということでしょう。

 私は最終的には送料込みで並び替えをして、上から見ていきます。その際に見るのは評判のバーの状況です。

 これが悪いのは上位でも見に行きません。だから最終的に四位とか五位で買うこともしばしばです。

 気になったところの口コミを見て、最後の決断をしているということですね。

 と、この記事を書いている今も新しいメールが届きました。また一円下がったようです。

 SEOでも同じく上位を目指すのですが、こういう価格での操作ができないため、このような状況は起りませんが、いずれにしても一番上にあるということの安心感は企業にとってそれだけ重要ということでしょう。

 でも、どんなに安くしても、送料が分かりにくい、配達についての明確な記述が探しにくいサイトはやはり敬遠してしまいます。

 この辺の感覚はふつうの検索に似ていると思います。あくまで入口を通った後が大事だという事は肝に銘じないといけませんね。

091126自戒の言葉



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2009年10月15日

マーケティングでのデータの正しい扱い方

 このブログが全く人気がない(今もないですけど^^;)時に、一度書いた事があるテーマについて、大事な事なので、再度書かせていただきます(とはいっても、コピーではなく新規です)。

「データの正しい扱い方」


 実はこれはとても難しい話です。今でも思い出すデータの話を例にあげます。

 かなり前に転職先を探しているときに、当時私が得意であったデータベースソフトを使える方、という求人があり、受けてみることにしました。

 すると、担当の方からは、いかにもスゴイだろ?と言う雰囲気で、こう語りました。

「このデータベースは1個人に2,000のフィールドがあります」


 これを見た私は、ちょっと違うのではないかな?と感じました。みると、フィールドの中身は穴だらけです。

 データは何のために取るか?

 それは活用するためです。

 言い替えますと、活用できないデータ、活用することがないデータは無駄なデータ(そもそもHDDの場所をとるだけ)です。

 何より問題なのは、その2,000のフィールドは全てが埋まる可能性がとても低いわけです。

 たとえ、10人のデータだとしても、その10人が全て埋まるということは考えられないデータベースでした。

 つまり、データが全く入らないフィールドも多数だったということです。

 データを集めるときに間違えてはいけないことは、決して自己満足で集めてはいけないということです。このデータも、あのデータも取っていれば、いつか役に立つだろう・・・という考えも分かります。

 しかし、取得するデータ項目が多ければ、それだけ、入力時のミスも多くなる可能性も発生し、また、取得できるデータもまばらになります。また、そもそも項目数のやたらと多いアンケートを見たら「適当に書く」方が出てくることも事実。


 これを資料請求フォームで考えると、もっと大変なことにつながります。

 入力項目の多いフォームはそれだけで、ユーザーの「よし!やるぞ!」という気持ちをクールダウンさせ、最後には「面倒だからやめた!」という流れに導く可能性が高いという事です。

 目的を考えて請求フォームを作れば、必ずしも必要でない部分については、離脱というリスクを冒してまで、加える必要はありません。


 データは宝の山です。同じデータを与えられた場合でも、感じる発想は違うでしょう。

 例えば、アクセス解析で、9時頃、13時頃、18時頃にアクセスが多いのを見た場合に感じることも人それぞれです。

 18時に来ている方はリピーターが多いのか?を調べて、リピータ向けの施策をその時間帯に施す方もいるでしょうし、ただ、単純に、この時間帯が多いんだなぁ〜で終わらせる方もいるわけです。

 データは事実を伝えるとともに、そこからユーザーの気持ちを考える想像力も必要になってきます。

 長くなりましたが、多くのデータを集めることを目的とするのではなく、集めたデータをどのように使うかを目的として、データを扱っていくことが大事だということです。

 ご参考までに。


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posted by kame at 11:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング戦略

2009年07月06日

SEO戦略よりも当たり前の戦略

 今までカテゴリーを作っておりませんでしたが、「マーケティング戦略」のカテゴリーを追加しました。

 どうしても、SEO関連のブログをやってますと、残念ながら具体的なSEO対策(順位上げに関連する内容)以外はあまり読まれません。

 しかし、大事なのはマーケティング戦略です!

 ということで、今日は皆さんにお題を出します。とはいっても、コメントなどでお答えいただかなくても結構です(真面目にコメントにて書いていただいても結構です)。


【お題:ティッシュに挟んでいる広告を多くの人に読んでもらうには?】

 最初から「?なお題」と思わないで下さい。今やどこに行っても当たり前の風景になった「ティッシュ配り」。マーケティングではこれが鬼門です。

「当たり前=普通の風景」


 に、なってしまっているということです。皆さんがティッシュを受け取るときはどういうときでしょうか?

1.どうしてもその会社(お店)のティッシュがほしい!
2.単純にティッシュがほしい!
3.いらない!


 おそらく、この3つの中にほとんどの方が分けられると思います。それはなぜか?

 以前と比べてティッシュ配りの効率は下がっているはずです。それは「2」の理由が多いからです。配る数は変わっていないとしても、その中身まできちんと読んでもらえる確率は下がっています。

 昔は「当たり前」ではなかったために、ティッシュに挟まっている広告も読まれる確率は今よりも高かったわけです。

 ちなみにティッシュがそれでも配られる理由はいくつかありますが、その中の重要なものに、「とりあえず当分は持っていてもらえる」というのがあります。

 ティッシュ本体がなくなるまでは、持ち歩く、あるいは保管してくれる可能性が高いわけです。その間に読んでもらえるかもしれないという事です。あるいは、他の人にティッシュをあげたりなどとすると、移動広告となりうるわけです(いいすぎですけど)。

 しかし、キャンペーン情報など即効性を必要とする場合には、いつか読んでくれるでは心配ですね。

 ということで、貴方ならどのような方法でティッシュを配れば、より多くの人がすぐに読んでくれるか?を考えて下さい。

 なお、お題は出していますが、答え(そもそも答えなどはないです。効果的なものはありますが)は書きません。

 このマーケティング戦略のカテゴリー記事では、皆さんが考えることに主眼を置いています。

 もう一度、原点に戻り、自分がティッシュを配るならどうしたら良いか?を考えてみてください。

 *別ブログにしようかと考え中・・・。



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posted by kame at 12:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | マーケティング戦略