いきなり深いタイトルになってしまいましたが、私は毎日いろんなサイトを見て、ヤフーやグーグルなどのアルゴリズムの分析をしているわけですが、正直、順位だけを追い求めるのは疲れます。
そもそも、順位ゲームになっていないか?というのがあります。順位をあげれば、満足なのか?というとそうではありませんよね?順位を上げること(SEO)はその手段の一つでしかないわけです。
どんなに美辞麗句をつらねても、サイト自体の導線がしっかりとしていなければ、意味はありません。
実は、私が管理しているサイトで(珍しく制作も私が手がけているものなのですが)、他サイトと比べて圧倒的に直帰率が低く、また滞在時間が長いサイトがあります。
その特徴はというと、
1.メニューは簡潔で文字が大きめ
2.メニュー要素が少ない
3.各ページのテキストは大きめで、読みやすい
4.内容はユーザーが知りたいことに絞っていて自己満足要素が少ない
5.トップページのメッセージが分かりやすい。
というものです。4番目の「自己満足要素」というのは、おそらく思い当たる方も多いと思います。過度な演出や、誰も見ないような内容までも深く掲載し、パンフレットなんかはいらないぞとばかりに、中身が濃すぎるものは、ユーザーも求めている人は少ないのではと思っています。
アクセス解析をいろんなサイトで行っていますが、全てのページが万遍なく人気があうサイトなどは見たこともありません。沢山の方が見るページなどは確実に限られているわけです。
それならば、そのページのテコ入れをする方がより効率があがりますし、不人気なページを削除することで、メニューも見やすく、そして探しやすくなるわけです。
本当の意味でのSEO対策というのは、そういう事もアドバイスをしないといけないわけです。クライアントの言うがままに順位だけを追っていても、面白みという点では欠けると思います。
順位以前に、それを迎え入れるサイトをもう一度見直す、そして提案ができるようにSEOに関係する我々が学び、そして実践する必要性をよく感じます。
その上で順位があがれば、それは効果が何倍にも上がってくれると思っています。
なんとなく、思うがままに書いてみました。お読みいただきありがとうございます。
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posted by kame at 23:08
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