実のところ、業種にもよりますが、Web依存型の業種でない限りは、自社の社員は自社サイトを見ていない所が多い(広報以外の方)と感じます。
インターネットをするにしても、自分の会社は見ないという事です。それは一つには見ないでも分かっている「つもり」でいるからです。
ここが大きな問題です。
自社ホームページの更新状況や、現在の内容、キャンペーンなどを把握していない社員がいる可能性があるという事です。
試しにこう社員に聞いてみて下さい。
「今、うちのホームページのトップのニュースに何が載っているか知ってますか?」
おそらくですが、大きい会社になればなるほど、「知らない」と答える方が多く出てくるでしょう。これはもう広報担当としては残念な限りです。
しかし、これは社員の問題もありますが、広報の責任でもあります。そもそも、自社の社員にホームページを見る癖をつけてもらっていないからです。
逆に言えば、自社の社員に常に自社サイトを見るようにしてもらい、意見を広く取り入れるような仕組みを作っているところは強いです。
完全なる第三者目線とはいかないまでも、少なくとも、広報担当以上に贔屓目に見ることはないでしょう。
正直な感想や意見などを、社内で集めることも大切です。
ユーザーからの意見は毎日取り入れるのはなかなか難しいわけですが、社員であれば可能なわけです。
今や企業サイトは、Web黎明期にあったパンフレットの代替品としての位置づけとは異なっています。
全社員がその重要性を認識し、改善するアイデアを出すように変えることで、効果も変わってくると思います。
まずは広報担当はそういう仕組み作りにも着手してみましょう。

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