古くなるというと、語弊がありますので、言い方を変えましょう。成功した時点で、成功サービスの基本形という位置づけになるわけです。つまり、現在の成功事例に何らかの付加価値や独自性をつけて、他社にリニューアルされていくということです。
サービスの多くは、一つの大きな成功事例の類似品として生まれています。Twitterに似たサービスが形を変えていろいろな会社のサービスとして生まれているのも、その一つですね(否定しているわけではなく、通常のサイクルの話をしています)。
全く同じ商品を自分の会社のもののように売るのは問題がありますが、進化させた類似サービスを商品とするのは問題はありません(当然の事ながら、きちんとしたメリットを伝えないとうまくいきません)。
さて、Twitterを例にしてしまったために、かなりの資本を持っているところしか出来ないような話に聞こえてしまいますが、中小企業にも出来る事は沢山あります。お金をかけるから成功するわけではなく、消費者の心を捉えたサービスが成功するわけです。
例えば、とても身近な例でいきましょう。「ポイントカード」を考えてみましょう。
いかがでしょうか?
今やポイントカードはどこでもやっていますね。期限を設けたり、無期限だったり、Wポイントの日があったり・・・。それらは常に様々なお店で工夫され進化していきました。
それでも、まだ工夫の余地は沢山残っていると思いませんか?
現在、ほとんどの消費者はポイントカードというものに慣れてきました。そのため、ポイントカードを新たに作るところでも、とりあえず的なところが多いのも事実ですね。
でも、大事なのはハンコを押すことではないのです(ここでは例としてハンコを貯めるタイプのポイントカードをあげています)。ハンコを押してもらう事が楽しくて仕方がないというような仕組みを考えなければいけないという事です。
ハンコが貯まったら喜んでもらえるのは当たり前として、その過程も楽しくする必要があるという事です。
お金をかければ成功するわけではありません。SEOもそうですね。お金をかけてリンクを買って、全員が1位になるのなら苦労はしません。そもそも、そんな事をしたらお金を持っている会社だけがネットの世界も完全制覇してしまいます。
まずは、工夫をする事を強くお勧めいたします。それが何よりの対策だと思います。

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