Google Analyticsなどは初期状態で1ヶ月のデータを見ることができますが、どうしても慣れてくると、その状態やあるいは区切りの良い1ヶ月という範囲でデータの解析をする事も多いかと思います。
なお、上記の見解はアクセス解析をその主業務としている方についての言及ではありません。あくまで自社で業務の一環としてチェックしている企業を想定して書いています。
さて、今回のテーマ「一日だけのアクセス解析データは解析しやすい」という事に話を戻します。
そういう現場では1ヶ月のデータを見て、
「ああ、今月は先月よりアクセスが1割増えたなぁ〜」
という感慨にふけても、それが何につながるか?という視点で言うと、それほどつながっていないケースも多いのではないでしょうか?
どちらかといえば、増えた減ったで一喜一憂している事も多いかと思います。
しかし、アクセス解析データの本筋は、それをどう活かすかにかかっています(もちろん、検証というケースもあります)。
そこで企業内で分かりやすいのは1日だけのアクセスデータから、その背景を探るという方法です。
たった1日で何が分かる?と思われるかもしれませんが、1ヶ月まとめてアクセスキーワードをチェックすると、漠然として感じるものが、1日のデータだと具体的な想像力へと発展していきます。
「なんで、このキーワードがこんなに多いんだろう?」
「なんで、コンバージョンがこんなに増えたのかな?」
「なんで、コンバージョンがこんなに増えたのかな?」
など、具体的に考えることが出来ます。例えば、アクセスが増えている時間とか、その増えている時間にどんなキーワードでアクセスしているか、などです。例えば、増えた時間のテレビ番組を見ると・・・何か出てくるかもしれませんね。
そうすることで、さらにその原因を探すことができます。
その後に役立てるつもりがなければ、アクセス解析データを見る必要はありません。
逆に、アクセス解析データを役立てようと考えるのならば、1日だけのデータというものでも、データを扱う者の意識次第で大きく意味は変わってきます。
是非、たまには一日のデータのにらめっこしてみましょう!
一週間なり一ヶ月なり続けていくと面白い情報が読み取れると思います。
とはいえ、データについての考え方は人それぞれですので、これも一つの考え方と思っていただければと思います。

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