似たような現象としまして「CyberAgent SEO Information」さんのブログで「Yahoo!インデックスURLにご注意を!」という記事が紹介されていますので、こちらもあわせてお読みいただけると良いと思います。
上記記事の現象は私も確認はしていたのですが、今回はこの現象の特殊パターン(該当サイトにとってはとても幸運な現象)を見つけましたので、その状況をお伝えいたします。
今回の現象を確認したのは、そもそも今回のYahoo!アルゴリズムのアップデートで急上昇したサイトを探している時でした。
今年の2月から追跡している超ビッグキーワードでいきなり7位に入ってきたサイトがあったので、いろいろと調べていくと、おかしな点に気づきました。
6位にもそのサイトが存在していたのです。つまり、6位はいつもある順位、そして7位は新しく入ってきたものです。

URLを見てみると、
6位・・・http://*****.co.jp
7位・・・https://*****.co.jp/index.html
ちなみに、そのサイトはきちんと正規化されています。そのため、アクセスすると表示は「http://*****.co.jp」となります。
7位をよくご覧いただければ分かるのですが、「https」という事でセキュリティアドレスです。しかし、クリックすると、実際にはリダイレクトがかかり、6位と全く同じアドレス(http://*****.co.jp)にアクセスします。Yahoo!の大サービス!
6位と7位は全く同じサイトなわけですが、Yahoo!で実際にキーワードで検索してみると、表示title、スニペットが異なっている事実を発見しました。
つまり、表示されているのは、6位はそのままtitleタグ(12月8日のキャッシュ)、そして7位は異なるtitleでした(11月6日キャッシュ)。
titleからスニペットから全てが異なるのですが、実際には同じアドレスへ最終的にリダイレクトされます。
次回インデックスのアップデートでこの現象は解消されるような気もしますが、Yahoo!の正規化認識の問題でこのようなおかしな現象が起こっていると考えられるのは確かです。
今回、普通にアルゴリズムアップデートの所感を書こうと思っていたのですが、おかしな現象を見つけましたので、先に書かせていただきました。
Yahoo!の方もこのブログを読んでいただいているようですので、不具合のご報告を兼ねております。

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