ネットではYahoo!オンビジネスなど無料のニュース媒体もあり、活用しない手はありません(リンク先は説明ページです)。しかも、何気にこのYahoo!オンビジネスページは強いです。
さて、今回の記事はYahoo!オンビジネスの紹介記事ではなく、実際のプレスリリースについて触れてみましょう。いわゆる「紙」の新聞に掲載してもらうためのテクニックです(もちろんお金は使いません)。
なんだかんだ新聞はメディアとしては歴史もありますし、特に中高年層以上が顧客層なら今回の方法を覚えておいても損はないでしょう。
まず、新聞社に「うちの店の発表やりますから来て下さい」って言っても、よっぽどの大手ではない限り来てくれません。当たり前ですね。
しかし、本当に新聞がニュースにしたくなるような内容であれば、掲載される可能性は0ではないのです。
でも、それほど話題性のないニュースとかでこの方法をとると迷惑なので、実際にニュース価値があると「新聞社も考えそう」ならやってみて下さい。
<プレスリリースの実践>
まず、注意していただきたいのが、緊急を要するものにはあまり使えません。新聞社は伝えるべき最重要のニュースを記事にするわけです。そのため、プレスリリースを送っても、スルーされる事も多いですし、忘れた頃に連絡が来る事も多くあります。
また、今回のこの方法は普段は新聞社が取材に来ることはまずない会社用の方法です。大手であれば、こんな事をする必要はありません。昨日の私の記事ではありませんが、予算があまりない会社向けです。
1.準備編
自社商品・サービスに関連する業種の情報が掲載されていそうな新聞をチェックして、それらしい記事をみかけたら記事を書いている記者の名前をチェックしておく。お勧めはエクセルで新聞、記者、記事名、新聞社のFAX番号、所感などをまとめておくと良いですね。
2.ニュース制作編
テキストだけのプレスリリースを送ってはいけません。目立たない上に、読んでもらえるかも不明です。私のお勧めは、送り先の記事紙面にあわせて画像や見出し、文章も似せて作るという方法です。つまり、そのままでも使えそう!と思わせるように作ると言う事です(もちろんそんな事はありませんが、記者の原稿イメージを手助けするだけでも違うと言う事です)。

記者の方は忙しいので、ある程度まで完成したものを見せられると読んでくれる可能性が高まります。また、保存しておきやすくなります。ネットで言うと、「後で読む」系ですね。
3.ニュース発信編
出来上がったプレスリリースをFAXにて「1」で控えておいた担当者宛に送ります。もちろん、自社の担当者とか連絡先とかは忘れないで下さいね。
以上が私のやっていた手法です。スルーされるのは当たり前の世界ではありますが、新聞社が取材に来てくれる「かもしれない」方法です。
最後に繰り返して書きますが、今週は10%OFFなどの、どこにでもあるレベルの情報を出しても来てはくれません。自分が新聞記者なら、記事にしても良いかな?と思える内容の時にやってみて下さい。
見出しとか、文章とか考えるだけでも面白いものです。
実際にこの方法で新聞社に取材をしてもらった経験もありますので、やってみる価値はあると思います。
ご参考までに。

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