「SEO」の知識を学ぶがゆえに、自然な文章から遠く離れているサイトが増えている気がします。ここ最近の過剰SEOに対して検索エンジンが厳しくしているのも頷ける事だと思います。
人が読んで不自然なものはもとより(ワードサラダなどはその典型ですね)、ロボットが読んで(認識)不自然な文章・キーワードの流れは、やはり問題があるという事です。
例えば、皆さんが検索エンジンの開発者だと考えましょう。日々、ウェブマスターの皆さんはあらゆる手を使って、検索エンジンでの上位表示を目指しています。
おそらく、多くのブログやサイトを見て、このサイトはなんか不自然だなと思うものがたくさんあると思います。
noframesしかり、文字を9999ピクセルとばすのもしかりです。ただ、最後に安定して残るのは、そういう小細工をしていないサイトだと私は思っています。今でも10年以上前のプログラムでも上位にあるサイトは沢山あります。
いわゆるSEOテクニックがほとんど浸透していない時代のサイトでも、自然なもの、そして人気を自然に得ているサイトは強いわけです。
被リンクにしても、例えば購入リンクなどは、相対的に見ればおかしく見えるはずです。というか、検索エンジン側からはおおよその(完全には無理ですが)見当がつく可能性が高いわけです。
今後ますます精度のあがる検索エンジンに対して、SEO目的だけの小細工をしようという方がむなしい事なのかもしれません。
SEOというテクニックの全てが悪いというのではなく、正当にサイトを評価してもらうための努力であれば、出来る限りサイトを周知するための施策はするべきだとは思っています。
ただ、ここ最近特に思うのは、商品の良さをどう伝えるか?という事に力点を置いたサイト運営の重要性という事です。
本当に良い商品であっても、伝え方が悪ければ、それなりの伝わり方しかしません。
良い商品を作ることは当たり前の事として、それをどのように伝えるかに時間をかけることが大切だと思います。
何とかすぐに上位表示しよう、という気持ちは分かりますが、その前段階への時間の配分を少しずつ増やすことで、コンテンツの文章も、より自然に、そしてユーザーの求めるものに近づいていくのではないでしょうか?
と、思う今日この頃です。

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