2010年3月15日を持ちまして、当ブログは終了し、「SEMアドバイザーの揺さBrain!」へ移行しました。

 なお、移行後の当ブログへのコメント、及び、トラックバックは全て非掲載とさせていただきます。何度も送信されるブログには禁止設定をさせて頂きます。また、コメントを書き込みましても、当方は一切チェックをしておりません。

2009年10月31日

Bing検索で驚くべき競合サイト(?)発見!

 今日は土曜日ということでネタ気味です。

 いつもブログの記事の下でも紹介しております私のマーケティング関連ブログ「疑問意識力」。このブログは「マーケティング戦略には当たり前の光景の疑問点を意識する=疑問意識力が不可欠です」というテーマで書いているのですが、このブログの検索結果が面白いことになっていました。

 実際にはうれしい事ではないのですが、あまりに面白い結果なので記事にしてみようと思いました。

 先日10月27日の記事「Bingの登場時の精度の高さはどこ行った?」でも書きましたが、最近のBingは少しおかしな状況です。

 上記ブログのタイトル「疑問意識力」で検索したところ、思わぬ結果が出ました。

疑問意識力での検索結果


 まあ、実際公式ブログのアドレスが3位なのですが、2位はブログ村。そして1位は・・・「Googleプロフィール」!!!

 ブログ村は百歩譲りますけど、1位のプロフィールって・・・。

 Googleに登録しているプロフィールですよ・・・。

Googleプロフィール


 もちろん、全く人気のあるページではなく(当たり前ですね)、確実に立ち位置間違えています^^;。プロフィールの登録サイトにアドレスを入れているだけで1位を取ってしまうという、物凄いアルゴリズムに驚くばかりです。いや、これを利用して・・・などと考える事もBingのSEO対策では可能でしょう^^;。

 どうしたらこのような結果がでるのか分かりませんが、もしかして、キーワード占有率?と思いたくなります。そう考えると、確かにこのページでの占有率は公式ブログよりも確実に高いですね。

 実際には何で?の順位ですが、土曜日ネタということで書かせていただきました。

 なお、GoogleもYahoo!も公式アドレスがもちろん1位です。

 ある意味記念になったので、紹介いたしました。

 しかし、皆さん、プロフィールに下手なことを書くとどこで何があるか分からないので、注意が必要です!


▽▼▽▼▽
「Bingもなかなか、面白い事やってくれるね〜」と思った方は感情の赴くままクリックして下さい。ブログ村ランキング参加中です。


◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える

posted by kame at 10:14 | Comment(0) | Bing対策

2009年10月30日

Google Insightsで世相を追ってみる

 ご存知「Google Insights for Search」はとても便利で重要な情報を提供してくれます。

 今回の記事では、今年の11月〜12月にむけての様々な戦略を練る上で、昨年、そして一昨年など、どのような傾向があるかを見ていこうと思います(11月、12月の戦略は今からでは遅いという業界ももちろんあると思いますが、参考としてご覧下さい)

 まずは設定を紹介します。

Google Insightsでの2008年の設定


 画面が小さいので一番左の設定部分を切っておりますが、「比較基準」は「地域」にして、「日本」を画像の通り指定しています。

 そして検索クエリはいれずに、期間の部分は一番下に「期間を指定」がありますので、ここで2008/11〜2008/12を指定しています。もちろん、2009/2までとかでも構いません。

 カテゴリはサンプルなので、すべてを選択していますが、自社のカテゴリを選択すると良いでしょう。とはいえ、「小分類」まで行きますと、結果が出ないことがありますので、適度に選択をしなおしてください。

 さて、これで「検索」をしていただくと、二つの指標が表示されますが、その右側が前の期間と比較して検索が増えたクエリです。

2008注目検索クエリ


 思い出すキーワードも多くあるのではないでしょうか?

 同様の方法で2007年の同期間を調べてみると結果は以下の通りです。

2007注目検索クエリ


 今回は全てのカテゴリを選んでおりますので、大雑把ではありますが、カテゴリーを指定して、このような方法で検索をしていくと、面白いものが出てくるかもしれません。

 もちろん、通常通り、自社キーワードが固まっている場合には、その検索クエリを入れて調べてみるのも良いでしょう。

 1年を通してのデータを見るのではなく、期間指定することで、見えてくるものがあるかもしれません。

 また、どういうキーワードの検索が多くなるか分かっていても、出遅れることもあると思います。戦略を練る場合には、はやめに動く事が大事です。

 とはいえ、今回のデータは1年、そして2年前のデータです。このデータの動きをどのように考え、どのような戦略を練るかは貴方次第です。

 まとめますと、「Google Insights for Search」は、使い方次第でとても便利です、という事です(そのまんまですいません^^;)。


▽▼▽▼▽
この記事を読んで「確かに便利なツールだ!」と思った方はクリックして下さい。ブログ村ランキング参加中です。


◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 11:49 | Comment(0) | SEO対策

2009年10月29日

競合サイトとのHP比較はスクリーンショットを利用

 今回の記事は競合サイトとの検証の時の話です。

 通常は競合サイトのトップページやらを全部プリントアウトして、並べて「あーでもない、こーでもない」と議論をしていると思いますが(そういう事をしていないところも多いと思いますけど)、考え方によっては、スクリーンショットでの比較も重要だと思います。

 ユーザーがサイトにアクセスして最初に見るもの。それはスクロールする前の状態です。

 実際にはその時点でユーザーは判断をして、離脱するなり、その先に進むなりするわけです。

 と、考えますと、競合との比較において、例えばトップページを全て印刷した状態を見比べるというのでは、ユーザーの気持を読むという意味では、少し離れているかもしれません

 というわけで、ブラウザで見ているスクリーンショットの出番です。

 これを印刷して、並べてみます。もちろんの事ながら、自社のスクリーンショットも印刷して下さい。

 スクリーンショットの範囲で知ることのできる内容、そして訴求力、セールスポイント、その他、何がどう違うのか?を感じてみるのも良いと思います。

 一番下までトップページを見ている方というのは、それほど多いわけではありません。

 そう考えますと、本当の比較はスクリーンショットで見てみるというのも、1つの考え方だと思います。


▽▼▽▼▽
不覚にもこの記事を読んで「なるほどね〜」と思った方はランキングへご協力下さい


◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 11:49 | Comment(0) | LPO対策

2009年10月28日

地域SEO対策と専門ポータルサイト登録

 今回はとても小さな視点の話です。私の視点ですが、おそらくこういう方は多いのではないでしょうか?

 地域SEO対策というと、分かりにくいですが、ただ単純に地元駅名でのSEO対策です。

 例として病院などは、この地域SEOにとても向いているカテゴリの1つだということは、言うまでもないでしょう。

 例えば、「耳鼻科+自分の住んでいる駅名」という検索は普通に行なわれているでしょう。

 私も歯医者、病院、その他、特に引っ越してきて、土地勘がない場合には、必ず使う検索パターンです。

 ただ、病院などの場合、専門ポータルへの登録がとても重要だということです。

 たいていの病院は掲示板などを公式サイト内には置いていないため(怖くておけませんね)、ユーザーは評判をどこかで探すことになります。

 歯医者などは現在、つぶれるところも多く出ている程、競走の激しいものですので、評判は重要です。

 となると、ポータルサイトを見るわけです。病院関連のポータルは沢山ありますが、人気のポータルサイトには最低限登録して、患者さんに書き込みしてもらえるよう頑張っていれば(自作自演は自己責任で^^;)、確実に顧客は増えていきます。

 1つの駅に複数同じ業種(歯医者など)がある場合、比較される方も多いと思います。

 自社サイトに加えて、専門ポータルへの登録が必須(強く推奨)に近い業種もあることを念頭においておきましょう。

 病院の場合、「1位=良い病院」とは言えない筆頭業種のようなものですので。



ブログ村参加中。クリックしていただけたら感謝です。
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 13:51 | Comment(0) | SEO対策

2009年10月27日

Bingの登場時の精度の高さはどこ行った?

 個人的見解ですが、Bingが最近おかしいと感じます。

 Twitterでもつぶやきましたが、精度、インデックス内容、その他、登場時に比べて、大分悪いと感じます。

 まるで、Liveサーチ時代に戻った感が大きいと思われます。

 ここ最近、アルゴリズムの修正を頻繁に行なっているような動きも垣間見え、本日も大きく動いております

 ここでTwitterでもつぶやきました、既に存在しないドメインの動きをご紹介します。

Bingでのインデックス数の動き


 これはあるサイトのインデックス数の動きです。5/1に別ドメインへ移行し、このサイトはindexページ(1ファイル)のみ、このドメインに存在していました。

 ご覧になると分かりますが、その情報がまともに反映するのに約2ヶ月程度かかっています。Yahoo!とGoogleはここでは表示しておりませんが、1ヶ月程度でインデックス数は減少しています。

 さて、問題は本日の変動で大きな動きがあったことです。このドメインは10/8に契約をはずしておりますので、既に使用していませんし誰も中古ドメインとしての購入の形跡もありません。

 しかし、本日の変動で昨日までのインデックス数4(Yは1、Gは流石の0)が16に復活しています。

 各キーワード(ドメインが存在していた当時)でのランクも軒並みジャンプアップしています。もちろん、そんなページは存在していませんし、アクセスも不可能です。

 まさしくタイムマシンにのったような気分ですね。そういえば、Googleが以前、昔の検索結果をネタで出したことがありましたが、それをリアルにやっているような中身です。

 ここ最近のBingはどうしてしまったのか?登場時はその精度の良さに感心しましたが、現在は見る影もないと感じます。

 とはいえ、Beta版ということで仕方ないと考えるか・・・。

 また、精度の高いBingに戻って欲しいと願いつつ、記事にさせていただきました。

 頑張れ!Bing。

 まあ、他の検索エンジンでもこういう事がないわけではないですが、ちょっとひどい状況ですね。どのタイミング(キャッシュデータ)に戻したのか?と疑ってしまいます。


ブログ村参加中。クリックしていただけたら感謝です。
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 10:49 | Comment(0) | Bing対策

2009年10月26日

SEO対策で順位アップしても、抽象的な表現ではもったいない!

 今回のテーマは「抽象的」な表現について書いてみたいと思います。

 分かりやすくサンプルをあげます。なお、このサンプルをご覧になっても、

「こんなの言われなくても当たり前だよね」


 という方は、この先を読まれないでも問題ありません。ただ、そう思った時点で、自社サイトを再確認に行って下さい。本当に大丈夫か?という事です。


<問:どちらが購買意欲をそそりますか?>

1.激安販売!毎日が全品特価で運営中!
2.本日限り全品40%OFF!17:00迄の大チャンス!


 さて、どう感じましたか?例えば、1番が50%OFFかも知れないわけですが、「激安」という言葉で片付けています

 もし、他との比較がなければ問題はあまりないように思いますが、現在、ユーザーは比較をすることが多くあります。

 となると、たて続けにこの二つの表現を見た場合に、2番の方が気になると思いませんか?

 それは「激安」というものの幅をユーザーに判断させている1番と、40%という具体的な数字、そして17:00迄という、時間の制限があるということで、「急がないと!」というユーザーの意識・行動を喚起しているわけです。

 1番の毎日全品特価中も安いイメージはありますが、「今、買う必要」は感じさせないので、ブックマークはするかもしれませんが、抽象的な分、損をしているところもあるわけです。

 激安というのは具体的なようで、抽象的な表現です。検索時にこのキーワードを入れる方は多くいらっしゃいますが、アクセスした後のサイト内では、その激安が「どう激安なのか?」をすぐに理解してもらう表現が必要です。

 そもそも、最近は「激安」と書いて、10%OFF程度というのもザラですので、私などは激安と書いていても、そんなに安いという印象を持たなくなっています。


 また、PPC広告などの文章ではより強くこの傾向が現れます。例えば、キーワードによっては、そのキーワードそのものが想像させるイメージが存在します。

 例えば「無農薬野菜」。

 皆さんはどのようなイメージを持ちますか?

 健康、高い、安心、安全・・・。

 このような印象がキーワード単一で含有されているとも言えます。

 となると、PPC広告でどのような表現にすれば良いか?ということになります。

 この最初から持つイメージを踏まえた上での広告を作成する必要があります。

 本当はここで実際の広告を紹介して説明すると分かりやすいのですが、いろいろと問題が出てきますので、今回はあげません。

 是非、ご自身で「無農薬野菜」で検索して、そこに表示される広告の文章を上記の視点で読んでみて下さい。

 これだと買わないと思われるもの、これはとても気になるもの、いろいろとあると思います。

 一番上にあろうが、その下であろうが、表現が抽象的だったり、キーワードの持つイメージを上手に利用していなければ、効果は上がりません。

 具体的な数値、期限、使い勝手、安全さ、安心度合い、サービスの良さ、等を分かりやすく伝えるようにしましょう。

 言葉の持つイメージや性格を踏まえる事はとても大事だという事です。



ブログ村参加中。クリックしていただけたら感謝です。
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 12:06 | Comment(0) | SEO対策

2009年10月24日

SEO対策も売上げアップにも少しの手間が効果を決める

 SEO対策はやることが多くあります。ここまでくれば完璧などというものもなく、そういう意味ではやるべきことのゴールがいつまでも見えずに、効果が出る前に諦めてしまう方も多いでしょう。

 そしてWebでの売上げアップの施策も同じです。ホームページを作成すれば、売れるだろうと思っている方もいらっしゃいますが、そんな事はありませんよね。

 今後、検索結果は今まで以上にパーソナルに、それに加えサイトは物凄い数で増えているわけです。ということは、さらに自社サイトを見つけてもらう事は難しくなっているわけです。

 私も実験サイトとしてアフィリエイトサイト(ノウハウサイト)をいくつか運営していますが、ここ最近、うれしい事に順調です。

 元々、実験サイトですので、現在はその実験内容に応じた更新をしていますが、最初の作りこみ、そして方向性の検討には特に時間をかけました。

 コアなターゲット狙いのため、アクセス数の割にはコンバージョンも高く、満足な結果が出ています。

 こういうサイトを続けていて思うのは、やはり、SEO対策にとっても、そして売上げアップのためにも必要なのは「手間をかける」ことだと思っています。

 それもほんの少しの工夫で流れが大きく変わる事もあると実感しています。

 新しい情報があれば、それについて詳しく言及する。そして見やすく提示する。自分がこのサイトを見たら、どこが気に入らないかな?と問題点を自分で突っ込む、でも構いません。

 ほんの5分程度修正するだけで、SEO効果もあがり、売上げにも結びつく事は意外とあるものです。

 ただ、長い間続けていると、どうしても、マンネリ化し、怠けてしまうのもよく分かります。

 毎日の感じた事などを、表などにして日々記述していく癖をつけるだけでも、サイトの印象や中身はよくなっていきます。

 少しの手間を惜しんで、大きな損をすることのないよう、やるなら、とことん頑張るという姿勢でいきましょう!


面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 10:33 | Comment(0) | SEO対策

2009年10月23日

Twitterと検索エンジンとの提携。素早い対応が企業を救う!

 昨日、Bing(マイクロソフト)とGoogleがTwitterとの提携を発表しました。

 既に米BingではTwitter検索も開始され、その結果を見る限り、とても良好な中身であると判断できます。Googleも近いうちに、正式に導入の運びとなるわけですが、大事なのはここからです。

 今までは、一部の企業、そして一部のユーザーが利用していたTwitterですが、企業広報がいち早く今回の提携を受け、Twitterを導入して有効活用できるか?ということが重要となってきます。

 既に、企業で導入し成功している事例も多くあり、これらを参考に、参入する必要があると思います。

 現在、広報担当者は企業希望により人数は異なりますが、数が少ないところでは、導入しやすく、手間がかからないTwitterを本格的に考える時だと思います。

 ブログをはじめ、サテライトサイトを作成し、日々運営していると思いますが、それは、ユーザーの入口を増やす一手段です(他にももちろん理由はあります)。それと同じ事としてTwitterを利用するときだと思います。

 140字という世界が、よりユーザーに重要なことだけを伝えやすいというメリットがあります。

 今後はリアルタイムでの情報発信、そして情報受信の時代が普通になってくると思います。

 いつ見てもらえるか分からないWebサイトに、直近のイベント情報を流すのも大事ですが、Twitterのようなリアルタイムツールを使って、情報を発信することは、さらに重要になってきます。

 手間がかかる・・・と考えずに、チャレンジしてみましょう。



面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 09:27 | Comment(0) | SEO対策

2009年10月21日

コンバージョンに結びついているキーワードを再確認しましょう

 今回はコンバージョンに結びついているキーワードがテーマです。

 会社名でのコンバージョン達成は今回は置いておきまして、それ以外のできれば会社名が入っていないキーワード(あるいは複合キーワード)で、コンバージョン達成のキーワードを再確認しましょう。

 そもそも会社名での検索でコンバージョンに達成しているものは、直撃タイプですので、SEOの問題とはやや異なります(LPOの問題は大きいです)。

 一般キーワードでコンバージョンに結びついているキーワードを時系列的に見ていくと、時代による移り変わりも見えて面白いと思います。

 例えば、今月の一般キーワード、そして半年前、1年前などというように、時期を変えて、そのキーワードを追っていきます。

 できれば、プリントアウトして並べてみると良いでしょう。

 何かの発見があるかもしれません。いえ、本当は必ずヒントが隠れています。

 注意していただきたいのは、発見をする気で見ないと、何も出てこないかもしれません。ただ、眺めているだけではそれほどの効果はないでしょう。

 実際にユーザーの立場にたって、何故、そのときは、そのキーワードでコンバージョンした人が多かったのかという背景も考えてみると良いでしょう。

 そして、今、成果に結びついているキーワードがどうして結びついているのか?そのランディングページも含めて、検証してみることをお勧めします。

 そこにはヒント(答えとも言えます)が必ずあります。

 アクセス解析は、今後に向けてのヒントが詰まっています。そのヒントを意識しようとせずに、数字だけを見ていては何も始まりません。

 まずは、「意識して考えること」です。そして、今後に向けてそれをどう生かしていくか?です。

 本当は見て欲しいページ(あるいは人気が出ておかしくないページ)なのに、アクセスが少ない場合には、メニューの導き方が悪いのかもしれませんし、あるいは、そのメニューのラベルが興味を誘わないだけかもしれません。あるいは、色が悪いのかもしれませんし、可読性が悪いのかもしれません。その他、理由はいろいろと考えられます。

 様々な視点で考えて見ましょう。

 とても大事なポイントです。


面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 10:39 | Comment(0) | SEO対策

2009年10月20日

Pay Per Post実施サイト検証〜まとめ編

 長らくやってきましたこのシリーズもとりあえず、まとめに入ることができました。

 今回はずっと紹介していなかったAサイト(Yahoo!被リンク数が600万件近く)を含め、結局PPPはSEO対策に意味があるのか?という事も含め、自分なりの感想を書きたいと思います。

 まずはAサイトとは何?という方は実験の第一話をご覧下さい。

 「Pay Per Post実施サイトの検索順位の検証開始

 今回、このAサイトが募集した記事数は500です。被リンクが既に600万近くあるサイトが500程度の記事を投稿してもらう事で動きがあるのか?というのが最大の関心事でした。

 では、Aサイトの状況を見ていきましょう。


<被リンク数の変化>

被リンク数の変化


 どちらかというと、減っているように見えますが、これは多数のユーザーの投稿に依存していますので、PPPでの変化を実感できるレベルではありません。


<キーワード1の順位変化(サイト内にあるキーワード1)>

サイト内にあるキーワード1


 サイト内にあるキーワードの1つです。AサイトはPPPでリンク指定を2キーワード設定しています。PPPとの関連性を確証することはできませんでした。2つのキーワードとも単一キーワードです。


<キーワード2の順位変化(サイト内にあるキーワード2)>

サイト内にあるキーワード2


 全くPPPの効果は見えません。まあ、今まで通りという状況です。

 今回あげましたAサイト以外にも被リンク数が3万〜6万レベルのものも複数調査していますが、それにつきましても、顕著なPPPの効果は見られませんでした。

 効果が見られたのは前回の記事「必見!Pay Per Post実施サイトの検索順位の途中経過第二弾!」にもあるとおり、Bサイトのみでした。

 総括しますと、ある程度(数万レベル)の被リンクを既に持っているサイトでは、数百の記事を書いてもらうことによる「SEO効果」を実感として得る事はできませんでした。

 しかし、数百〜数千の被リンクしか持たないサイトが、その被リンク数に近い記事の投稿を受けることで効果がでる可能性も見受けられました。

 ただし、これは現時点での事実のみをご報告していますので、今後、どのようになるかは分かりません。あくまで参考データとしてお考え下さい。


面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 10:42 | Comment(0) | SEO対策

2009年10月19日

必見!Pay Per Post実施サイトの検索順位の途中経過第二弾!

 先日「Pay Per Post実施サイトの検索順位の途中経過第一弾!」ということで、第一回目の経過報告をいたしました。

 第一弾の後、面白い動きが出ていますのでお知らせいたします。その前に、前回の記事(そしてその記事内にある実験内容の記事)をご覧下さい。お読みにならないとよく分からないと思います。

 実は本日、この記事を書くことにしましたのは、ひとつには大きな変動が前回の記事の後にあったこと、そしてYahoo!が動きそうな気配があるので、アップデートの前の状況を一度まとめておきたかったからです。アップデート後に動きがあれば、第三弾として記載することもあるでしょう。

 また、今回、予定では「Aサイト」(既にすごい被リンクのあるサイト)の動きと思いましたが、今回も「Bサイト」のその後を書かせていただきます。今回の記事でPPPでの効果が見えているとも言えますので、重要だと思います。


<被リンク数の変化>

被リンク数の変化


 PPP(Pay Per Post)での記事依頼が入ってから、被リンクが倍程度まで増えてきました。参考までに1日あたり30〜80程度の増加となっています。


<キーワードによる順位変化>

 今回はサイトタイトルでのキーワードの動きは省きます。その後も1位ですので変わりはありません。


★キーワード1の順位変化(サイト内にあるキーワード1)

サイト内にあるキーワード1


 前回のブログでは見る見る順位が落ちてきましたが、その後、Yahoo!で見事にジャンプアップしました。本日の時点で4位です。検証期間で一番低いランクが148位という事を考えると、PPPが少なからず影響していることがわかるでしょう。


★キーワード2の順位変化(サイト内にあるキーワード2)

サイト内にあるキーワード2


 こちらは、前回は圏外であったキーワードです。本日3位です。これもPPPのおかげといえることができるでしょう。

 どちらのキーワードもGoogle、Bingはその関連性は何とも言えませんが、Yahoo!でははっきりと効果が現れているという状況です。

 なお、参考までに書いておきますと、キーワード1もキーワード2も、対象リンク先であるトップページのtitleにはキーワードの記載がありません。

 そもそもトップページにそれらのキーワードへの言及はそれほどないのです。これが何を意味するかは想像がつくと思います。

 つまり、このキーワードで現在の順位を獲得している理由、それはPPPによる被リンクの可能性がおおいにあるということです。

 ただ、これも途中経過の1つでしかありませんので、Yahoo!のアップデートが起った場合に、どのような事になるかは、しばらく待ってみないと分かりません。

 そして、今回は触れていませんが、Aサイトについて、少しだけ書いておきますと、Aサイトは既に被リンク数が多く(本日600万近く)、PPPで被リンクが増えたところで、ほとんど関係がないようです。

 ランキングで申しますと、実際には下降気味(キーワードによっては動きなし)となっています。

 そのため、PPPが効果を発揮する状況というのは、現在のサイトの状況にかなり左右されると感じます。

 元の被リンクが少なすぎる(例えば100未満など)場合の検証をしていませんので分かりませんが、PPPの良し悪しは別としまして、効果が出る可能性もあるということは言えるでしょう。

 現在、PPPの検証サイトをさらに増やしておりますので、何かありましたら、またこちらでご報告いたします。

 最後になりますが、本記事はPPPを否定(肯定)する記事ではありません。PPPを実際に行なっている企業の順位を検証しているだけです。


面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 10:12 | Comment(0) | SEO対策

2009年10月17日

GoogleのQDF実験の結果報告

 *記事修正(セッション数から記事投稿日が抜けていました)

 9月28日に行なった実験「孔子の名言〜GoogleのQDF実験」の結果をご報告いたします。この記事をご覧になっていない方は、まず前回の記事を読んでから、こちらの記事をご覧下さい。

 この実験は、GoogleのQDF(Query deserves freshness)を検証するために、急上昇ワードで1位になったものについての記事を書いて見るというものなのですが、順位の流れは以下のようになりました。記事投稿後、程なくして10位内にランクインしていることを付け加えておきます。

 なお、QDFとは、話題になっているテーマの最新情報が上位に表示されるGoogleのアルゴリズムの1つです。

「孔子 名言」の順位変動


 本日まで、Googleではいまだに10位内にあることが分かると思います。Yahoo!とBingは圏外です。この順位は、実験記事の順位です。

 では、注目ワードに絞って記事を書いてアクセスはあったかと言いますと、少しではありますが、アクセスもありました。

「孔子 名言」でのセッション数


 本日までで26セッションです。なお、「孔子」を含むキーワード全部で32セッションです。

 話題のキーワードから逆に記事を決めていき、決めうちすると、それなりにアクセスが見込めることになります。

 一日に急上昇するキーワードが多数あります。今回は偶然私は見た段階でのキーワードを選択しましたが、何でもアリで書いていくと収集がつきません。

 私が今回の実験を通して、伝えたい事は、自社関連キーワードが急上昇ワードとして上がってきたら、便乗ではありませんが、関連ネタを記事にするべきということです。

 私のブログはこの記事でしか「孔子」について触れていません。そのため、その記事だけ読んで離脱をするわけですが、もし急上昇ワードに関連したコンテンツが豊富にあるサイトであれば、上手にユーザーを導く事も可能です。

 話題を作るのも戦略、話題となっているものを、上手に活用するのも戦略です。

 お金をかけるだけが戦略ではありません。

 ご参考までに。


面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 09:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | Google対策

2009年10月15日

マーケティングでのデータの正しい扱い方

 このブログが全く人気がない(今もないですけど^^;)時に、一度書いた事があるテーマについて、大事な事なので、再度書かせていただきます(とはいっても、コピーではなく新規です)。

「データの正しい扱い方」


 実はこれはとても難しい話です。今でも思い出すデータの話を例にあげます。

 かなり前に転職先を探しているときに、当時私が得意であったデータベースソフトを使える方、という求人があり、受けてみることにしました。

 すると、担当の方からは、いかにもスゴイだろ?と言う雰囲気で、こう語りました。

「このデータベースは1個人に2,000のフィールドがあります」


 これを見た私は、ちょっと違うのではないかな?と感じました。みると、フィールドの中身は穴だらけです。

 データは何のために取るか?

 それは活用するためです。

 言い替えますと、活用できないデータ、活用することがないデータは無駄なデータ(そもそもHDDの場所をとるだけ)です。

 何より問題なのは、その2,000のフィールドは全てが埋まる可能性がとても低いわけです。

 たとえ、10人のデータだとしても、その10人が全て埋まるということは考えられないデータベースでした。

 つまり、データが全く入らないフィールドも多数だったということです。

 データを集めるときに間違えてはいけないことは、決して自己満足で集めてはいけないということです。このデータも、あのデータも取っていれば、いつか役に立つだろう・・・という考えも分かります。

 しかし、取得するデータ項目が多ければ、それだけ、入力時のミスも多くなる可能性も発生し、また、取得できるデータもまばらになります。また、そもそも項目数のやたらと多いアンケートを見たら「適当に書く」方が出てくることも事実。


 これを資料請求フォームで考えると、もっと大変なことにつながります。

 入力項目の多いフォームはそれだけで、ユーザーの「よし!やるぞ!」という気持ちをクールダウンさせ、最後には「面倒だからやめた!」という流れに導く可能性が高いという事です。

 目的を考えて請求フォームを作れば、必ずしも必要でない部分については、離脱というリスクを冒してまで、加える必要はありません。


 データは宝の山です。同じデータを与えられた場合でも、感じる発想は違うでしょう。

 例えば、アクセス解析で、9時頃、13時頃、18時頃にアクセスが多いのを見た場合に感じることも人それぞれです。

 18時に来ている方はリピーターが多いのか?を調べて、リピータ向けの施策をその時間帯に施す方もいるでしょうし、ただ、単純に、この時間帯が多いんだなぁ〜で終わらせる方もいるわけです。

 データは事実を伝えるとともに、そこからユーザーの気持ちを考える想像力も必要になってきます。

 長くなりましたが、多くのデータを集めることを目的とするのではなく、集めたデータをどのように使うかを目的として、データを扱っていくことが大事だということです。

 ご参考までに。


面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 11:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング戦略

2009年10月14日

SEO対策、そして話題作り

 SEO対策というと、難しく聞こえますので、順位をあげるにはどういう要素が必要か?という事を書きます。

 もちろん、狙うキーワードによっては、下記の一部が上手にはまっているだけでも、上位は狙えます。ただ、下記の条件を完全に満たせば、ビッグキーワードでも上位を狙えます。


1.内部SEO対策(テキストの作りやら、階層作り、ターゲットキーワードへの言及、その他の内的要素。)

2.外部SEO対策(外部からの適正な形でのリンク。話題性。その他の外的要素。)


 
 まあ、これだけなのですが、それだけだと、これで終わり?今更このブログで書く事でもないだろう?という事になってしまいますので、もう少し書きます。

 検索エンジンの立場になると、出したい結果は1つだけです。

 「ユーザーが検索ボックスに入れたキーワードから”想定されるもの”に最も近いサイト」

 長い表現になりましたが、検索エンジンは、これを求めて日々、アルゴリズムなどを修正しているわけです。

 現在、ユーザーの検索キーワードが増えてきていますので、より検索精度が高くなることは想定されます(結果が求めているものに近くなるということです)。

 検索キーワードが増えていくという「傾向」を考えると、どのようなサイトコンテンツを作れば、最初の内部SEO対策に強くなるか、なんとなく見えてくるのではないでしょうか?

 外部SEO対策は、今後一層、お金で買ったものの価値は下がってくるはずです。検索エンジンの趣旨から、そもそも大きくはずれているからです。

 なお、「広告として」ブログなどに記事を掲載してもらうものについては賛成の立場です。テレビのCMと同じで広告と分かっている分には問題がないと思いますし、そもそも、広報手段の一つだと思うからです。


 話を戻しますが、予算を投下することで噂を立てようとしても、限界がありますし、中身がそもそも伴わなければ意味はありません。最後は、自らが話題性を作る「努力をする」しかないという事です。

 Twitterしかり、人に伝えたくなるような興味深い話であれば、勝手に広がります。

 先日、オープンした無料カフェなどもその例です。「無料カフェ」など、人に話したくなるくらい(あるいは隠したい?)、気になる話です。

 それは一般常識的に「カフェ=無料」が成り立たないからです。

 
 もし、既存の産業に進出をするのであれば、そこに独自のスパイスではありませんが、自社の独自性を象徴するものを考える必要があると考えます。

 そうすることで、外部SEO対策として、効果を発揮する可能性が出てくるわけです。

 
「その独自性が難しい・・・」


 と、言われればそれまでですが、きっと、何かはあるはずです。気づいていないだけかもしれません。もう一度、自社商品を見つめなおしてみましょう。

 SEO対策よりも、この部分が先だと思います。


面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 11:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | SEO対策

2009年10月13日

Pay Per Post実施サイトの検索順位の途中経過第一弾!

 先日の記事「Pay Per Post実施サイトの検索順位の検証開始」の途中経過をお知らせいたします。実験の詳細は上記記事をまず最初にご覧下さい。

 
 今回の途中経過は、先日の記事中の「Bサイト」の動きです。まだそれほどの被リンクをされていないサイトです。それがPPP(Pay Per Post)を利用して、ブロガーに記事を書いてもらった後、どのような順位変動が起っているか?という事の途中経過です。

 最初にお断りしておきますが、検証からまだ日が浅いので、完全なる結果ではなく、あくまで途中経過です。


<被リンク数の変化>

被リンク数の変化


 PPPによりブログでの記事投稿、そして被リンクが増えている状況です。Yahoo!のみ被リンク数が増えているのが分かると思います。Google、Bingは予想通りです。


<キーワードによる順位変化>

 今回の記事依頼では、3つのキーワードからのリンクを義務付けています。そのキーワードは全て同じページ(トップページ)へとリンクがはられています。そして、nofollowは使っていません。


★キーワード1の順位変化(サイトタイトルキーワード)

サイトタイトルキーワード


 これについては、元々PPP前から1位、また内容ともに、難しいキーワードではないので、1位に変動はありません。3つの検索エンジンで全て1位のままです。


★キーワード2の順位変化(サイト内にあるキーワード1)

サイト内にあるキーワード1


 サイト内にあるコンテンツキーワードです。トップページにはそれほどの言及はありません。私が見る限り、トップページの中身とこのキーワードでは、やや無理があると感じます。本来はこのキーワードのコンテンツページへリンク指示を出してもらった方が分かりやすいのですが、今回の件では、全てトップページへのリンク指定でしたので、結果としてこのような状況なのかもしれません。

 図の変化を見ると分かりますが、Yahoo!は被リンクの増加とともに、順位が下がっています。GoogleとBingは変わらずです。

 そもそもこのサイトでしか使われない固有キーワードですので、GoogleとBingの順位変化なしは当たり前といえば、当たり前です。


★キーワード3の順位変化(サイト内にあるキーワード2)

サイト内にあるキーワード2


 これはもう1つのサイト内にあるコンテンツキーワードです。しかし、先ほどのキーワードと大きく違うのは、先ほどのキーワードはコンテンツとして、ページが存在するものですが、こちらのキーワードは総称のようなキーワードですので、具体的にそのページが存在するわけではありません。

 分かりやすく例を出しますと、英会話スクールでの、「教育」のようなキーワードでしょうか。

 Bing以外はそもそも300位内にも入ってきません。


 今回は途中経過ということで、既に人気のあるAサイト(過去記事参照)については、書きませんでした。

 そちらの結果はまた違う状況となっています。いわゆる体力のあるサイトと体力のないサイトの違いが明確に出ていると感じます。

 後日、Aサイトにつきましてはブログにて途中経過をご報告いたします。


<10/14追記>

 10/14にこのBサイトに大きな動きがありました。しかし、Yahoo!のきまぐれかもしれませんので、データが揃いましたら、再度経過をご報告いたします。


面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える

posted by kame at 10:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | SEO対策

2009年10月10日

教育関係のSEO対策

 私の得意分野が教育関係ということをご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、教育関係の学生募集については、長く広報経験をしています。

 教育関係のSEO対策を考える場合には資格名がはずせないものとなっています。つまり、「資格名 専門学校」などです。アクセス解析を見ても、このパターン(資格名だけももちろんあります)は重要な位置を占めています。

 学校関係のサイトはどこもそうなのですが、イメージキーワードが多く含まれています。

 たとえば、

「夢を現実に変える・・・、○○で変える」


 などのようなキャッチコピーですね。「夢」という単語が教育関係のサイトで使われる比率はとても高いものです(想像つきますね)。

 しかし、残念ながらそのようなキーワードでのアクセスというのは、皆無に近いわけです。

 検索キーワードが「夢 実現」だったとしても、入学の可能性はかなり低いでしょう。そもそもユーザーの夢の詳細が分からないわけです。

 資格に加えて、大事なのが「職業名」との複合キーワードです。学校の場合には職業と資格のキーワードがメインとなります。

 最近の学校はイメージ先行のところが多く、学科名が懲りすぎている(言い方を変えますと格好つけている)ために、かえって分かりにくく、また検索されないケースがあります。

 学科名での検索は、いわゆる一般的な文学部やら、経済学部などを使うのであればともかく、造語に近いイメージキーワードで作ると、学生にイメージが伝わらないだけではなく、検索にも結びつかないケースも多々あります。

 もし、自校で作った学科名でのアクセスがあれば、そもそも学校を知っている可能性の方が高いわけです。

 新しい学科を作る場合には、イメージキーワードを使うとしても、入学する可能性のある世代が予想できる名前にするほうが良いと思います。

 何でも横文字にすればよいというものではありません。

 もし、入学してもこういわれるでしょう。

「こんな内容だとは思わなかった。」


 教育関係のSEO対策は資格、職業をメインに、著名な卒業生名、あるいは「夜間」などの社会人向けキーワードなど、ユーザーの環境に合わせて検討する必要があります。

 何よりも教育関係で大事なのはアクセス後です。学校の顔が見えない場合には、入学まで持っていくのは難しいでしょう。

 誤解されるといけませんので、最後に書いておきますが、「夢」というキーワードはキャッチコピーとして使う分には重要です。夢でSEO対策ができない(しても仕方がない)分、具体的なキーワードできちんと対策を練ることが重要だということです(CMでもうつなら別ですが・・・)。


面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 14:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | SEO対策

2009年10月09日

ホームページは整理整頓で効果アップ!

 今回のテーマはホームページは整理整頓しましょう!という話です。

 何が言いたいかと申しますと、メニュー項目詰め込みすぎではありませんか?ということです。

 現実の生活を考えても、分かると思いますが、詰め込みすぎると、何がどこにあるか、最終的に分からなくなったります。

 整理したつもりが、実は行方不明にしてしまっているという事もあるという事です。

 良く使うものは現実でも、近くの箱などに入れると思います。ホームページもそれと同じで、人気のあるページは取りやすい(クリックしやすい)ところにおいておけば、自然と見つけてくれます。

 さらに言い替えますと、いきなり遊びに来た友人(=新規ユーザー)に説明しなくても、物が探せるという状態が望ましいという事ですね。

 フラッシュサイトによっては、その物探しそのものを楽しんでもらうものもありますが、一般サイトですと、そのパターンは望ましいものではありません。

 大事なことは、自己満足をすることではなく、「他者満足」だという事を認識しましょう。

 不要なものは、不要。必要なものは必要。うまく整理することで、ユーザビリティもあがり、また、SEO対策としても、効果があがるでしょう。

 脱!迷子宣言!です。


面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 13:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | LPO対策

2009年10月08日

検索エンジンのアルゴリズムを理解するために必要な放置もある

 通常(中小企業の場合)は自社サイトを1つ、あるいはサテライトを含めて2〜3のサイト運営というものが普通だと思いますが、検索エンジンのアルゴリズムの動きを見るためには、様々な条件のものがあると便利です。

 私自身、分析対象サイトでは、動きが分かること(何をやっているかがわかる)を前提にして分析しています。私自身も二桁のサイトを作成管理していますが、いろいろな方向性を持っています。


 例として(以下は私が作成していないのもあります)

 ・きちんと作りこんだサイトで更新は月1程度
 ・毎日更新するブログ
 ・たまにしか更新しないブログ
 ・完全放置のサイト、ブログ
 ・メインは放置でサテライトは毎日更新しているサイト
 ・アフィリエイトサイト
 ・リンク購入サイト
 ・PPP実施サイト(報酬を支払って記事を書いてもらうサイト)
 ・テーマにまとまりがないサイト
 ・テーマが完全に絞られているサイト
 ・ファンサイト
 ・企業名でしかSEOを行なっていないサイト
 ・大人気の芸能人ブログ


 まだまだあるのですが、一例として、自分で詳細を把握できると所を検証しています。つまり、放置サイトもアルゴリズムの検証では重要な位置づけです。

 ただ、単純にあるキーワードで上がった、下がったという事を見ているだけでは、見えるものも見えません。例えば、下がったのではなく、周りが上がっているという事もあるからです。

 もし、競合との差をきちんと知るのであれば、競合のサイトも毎日見るようにして、どんな変化(更新、その他)を入れているのかも見てみると良いでしょう(時間かかるので余裕がある場合ですが)。

 
 なお、流れ的に最後になってしまいましたが、いつも書いている事で恐縮ですが、アルゴリズムの分析をして、もしすごいSEO対策の方法を知ったとしても、それだけでは意味がないという事だけは忘れないで下さい。

 ホームページは検索エンジンのために作っているのではなく、ユーザーのために作っているものです。

 それこそ、会社名キーワードなど、直撃アクセスであるにも関わらず、平均ページビューが低いとか、平均滞在時間が短いという場合には、SEO以前に、根本から見直さないといけませんかもしれません(もちろん、サイトの状況にもよります)。

 なぜ、ユーザーはあまりサイトを見てくれていないのか?という事を見直す必要があるという事です。

 日々、アルゴリズムに修正を入れているGoogleなどを考えても、何を目的としてホームページを運営するべきかは、明らかだと思います。


面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 11:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | SEO対策

2009年10月07日

LPO戦略は慣れさせない工夫が必要

 LPO(ランディングページ最適化)戦略では慣れさせない工夫が必要です。

 最も大きいものとしては、リニューアルというものがありますが、リニューアルまでいくと、それまでのユーザーの使い勝手がかえって悪くなる場合もありますので、今回の記事では、もう少し簡単な工夫です。

 いくつか例を挙げてみましょう。

・バナーを変えてみる(デザイン・位置)

・フラッシュの内容を変えてみる

・キャッチコピーを変えてみる(効果が大きく変わる要素)

・キャンペーンをやってみる

・サイト全体のイメージ色を変えてみる

・動きがないものから、動きが少しあるものに変えてみる

・表現の仕方を変えてみる


<例>

全品10%OFF
全品1割引
全品通常価格の90%
お買い上げ合計の10%を現金でキャッシュバック



 などなど、ちょっとした工夫でユーザー(特にリピーター)に変化があったことを知らせる事ができます。

 アクセスして数秒でユーザーがそのサイトに求める情報があるかを判断するわけですが、リピーターの場合には、数秒で変化があるかを確認します。

 ニュースサイトであれば、新しいニュースがあるか?という事ですね。

 物販サイトであれば、新商品、掘り出し物、タイムサービス、その他、お得で良いものがあるかを探すわけです。


 上記「表現の仕方を変えてみる」では、全て同じ意味のものを、表現を変えるだけで与えるイメージが変わるという事を実感してもらうために、例を挙げてみました。

 10%OFFより10%キャッシュバックの方が、一度出したお金が戻るのでありがたみを感じる人が多かったりします。この方法の場合、一度はレジで全額を払い、別のキャッシュバック専用レジなどで、返金すると、手間はかかりますが、インパクトがあります。この方法の場合、外から大きく、「キャッシュバック専用レジ」などの文字が見える事で、さらなる効果も見込めます。

 また、「全品通常価格の90%」では「通常価格」というものが定価ではない、お得な価格であるという錯覚を作り出します。

 本当は普段は定価であっても、通常価格と書くことで、定価ではないイメージも想起させるという事です。つまり、倍にお得なイメージを与えることができます。

 また、1割引よりも、10%OFFの方が見た目の数字で10倍の大きさに見えますので、よりお得な印象を受ける人もいます。


 本題に戻りますが、一度作成したサイトには、毎日とまでは行かないまでも、効果的なランディングページとしての役割を担ってもらうためには、変化を与える事が必要です。

 表現1つ、画像1つでイメージは変わります。

 一瞬で変化を感じさせるアイデアを社内で検討してみるのも良いでしょう。


面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 11:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | LPO対策

2009年10月06日

Pay Per Post実施サイトの検索順位の検証開始

 いろいろと言われているPPP(Pay Per Post)ですが、記事をnofollowなしで書いてもらっているサイトの検証を開始しました。

 今回、2つのサイトを選んで、今後の動向などを追っていきますが、1つは既に話題もあり様々な媒体で宣伝をしており、利用者の多いサイト(以下Aサイト)、もう1つは現状ではまだそれほどの被リンクを得ていないサイト(以下Bサイト)です。


<Aサイトの記事依頼の情報>

1.キーワードは2種類の単一キーワードで、それぞれ同じページへリンクの上、記事に自然に盛り込む。

2.ページランクは6

3.ユーザー参加型サイトのため、インデックス数は既に週十万レベル。被リンク数は数百万レベル。


<Bサイトの記事依頼の情報>

1.キーワードは3種類の単一キーワードで、それぞれ同じページへリンクの上、記事に自然に盛り込む。

3.ページランクは4

4.インデックス数は300程度、被リンク数は600程度

 
 現在のPPPが検索順位にどのような結果を及ぼすかを追っていきたいと思います。

 なお、今回の検証はPPPについて、良い悪いという議論ではなく、検索エンジンが実際に順位に与える影響を単純に見てみたいと言うものでしかありません。



面白かったよ!と思われた方はクリックよろしくお願いします
◆セルフSEO対策のご相談はSEMアドバイザー公式サイトから
「疑問意識力」でマーケティング力を鍛える
posted by kame at 10:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | SEO対策